夏休みに田舎に帰ったついでに、本州最北端の大間を目指す事を決めてから
本州の東西南北の端っこは何処か調べてみたら
最東端は岩手にある、と分かったので
夏休み中に目指す事に決めました。
勿論日帰りで。。。
秋田道~東北自動車道を北上し盛岡南で一般道で宮古市へ。
結構長かったですが、景色を眺めながらマイペースで、東へ東へ。
宮古市へ入って最東端の地まで行く途中に、見晴らしがいい
と載ってる箇所に行こうとしましたが、
ダート区間があったため途中で観念……
気を取り直して最東端の地へ。。。
漁村に到着しました
小さい漁船を停めるような箇所があり、そこに停めて良いのか分からず(だが、どう見てもここしか停めるトコがない)怪しかったので
小心者なのでちょっと戻って(50~100mほど)キャンプ場らしき箇所の駐車場へ。
ここも誰も停めてないので、怪しいけど……
「魹ヶ崎」
ツーリングマップルの記載には
「東北一のノッポ灯台」とか
「漁港から4km歩くが、それだけの価値あり」とか。
4km歩くのはツラいかもしれないけど、行く事に決めました。
最初に数分で、嫌になりました。。。
この写真の後に物凄い険しい坂道で一気に疲れました……
取り付かれたように前に進みましたけど。。。
この後、熟年夫婦をパッシングして更に進みます。
とにかく獣道です。
休むようなベンチもないので、道がある程度広いところなどで水分補給しながら休んでは進みの繰り返しです。
1時間ほどして、獣道が更に厳しくなりましたが、なんとなく海の匂いや風が感じられたので
歩き続けました。
少し視界が開けてきて
到着です。
かなり疲れましたが。。。
本州最東端の碑です。
東北一のノッポ灯台と記載されてるやつ。
海と灯台以外、本当に何もない箇所です。
本当何もないです。
一輪の花はありました。
何もない場所ですが、長い道のりを汗だくになりながら到達したので
妙な達成感がありました。
屋根つきの休憩所があったので、コンビニで買ってたおにぎりなどを食いながら
ずっと海を眺めてました。
しばらく休んでいたら、パッシングした熟年カップルが到着したので
気を利かせて帰路に。
道中、若者5~6人とすれ違い、挨拶を。
走りながら進んでいる若者を見て羨ましく。。。
漁村に到着したら、私が駐車するのを躊躇した箇所に数台のオートバイが。
先ほどの若者だな、と。
中には「静岡」ナンバーも。何処から来てるの!?
(自分も横浜からだけど……)
早々と帰りの道を進んでいましたが、疲れていたのか
転倒しました……
派手な転倒ではなく、立ちゴケみたいな感じで、倒れた箇所が草や土だったので怪我も損傷もほとんど無かったのですが
シフトレバーが曲がっててシフトチェンジが出来ません!
焦って頼りにしているディーラーにご報告しようとしましたが
「圏外」……
待てども待てども車やバイク1台通る気配なし。。。
しょうがないので1速のまま山くだり。
なんとか人の住んでいるところまで来ました。
手で戻そうとしたけど硬くて駄目。
辺りは段々と薄暗くなり、立ちゴケ以外の転倒は初めてで途方にくれて
民家はあるが人の出歩きなし。
車も通らず。
どうすれば分からず「ドゥカティアシスタント」に電話しました。
場所が場所だけにレッカー代も法外な値段でした。
でもどうすればいいか分からず一応来てと。
来るのに2~3時間……
暇なのでシフトが入るかやってみたが
曲がっててチェンジできる気配なし。
落ち着いたところで、家に電話。
迎えに来てほしい、と
親父が案の定飲んでて運転できないので
長兄にお願いし
久々に怒られる……
ようやく気が落ち着いたところでディーラーさんに電話。
状況を説明したところで
(場所を聞いて少し絶句してました……)
Kさん『ちょっとずつ、ちょっとずつ、何とか曲げて行くしかないねぇ……』
私「結構頑張ったんですけどねぇ……もう少し頑張ってみて駄目なら不審者に思われるかもしれないけど、民家に何か借りて曲げて戻せるやってみます。」
駄目もとでシフトレバーに両足全体重乗せでグイっと
アレ、意外に結構曲がった!
更にグイっと。
グイっと。
で、やりすぎないうちに一旦試乗。
ちょっと若干力を入れなきゃチェンジできないけど、運転可能なレベルにまで戻せました。。。
急いでディーラーに電話。
Kさん『良かったね! ちゃんと工具持って行かなきゃ駄目ぢゃん!』
軽く怒られ
急いでレッカーやにキャンセル電話。
少し出動したので軽く請求され
急いで長兄に電話。
末弟「もう自走で帰れるからダイジョウブ」
長兄「〇!△△!!◇◇◇!!!」
言葉にならないくらいに怒られ
さぁ帰ろうとしたら
バイクのツーリング集団が通って行きました。。。
(もう少し早く来てほしかったなぁ。。。)
ナビに最短ルートを設定して帰ったのですが
雨に降られ、山間部を数m先も見えないような霧で覆われハイドロプレーニング現象に見舞われながら生きた心地がしませんでしたが
何とか帰れました。
ツーリングとトレッキングの併せはほどほどに。。。
次回の回顧録は南紀への道です。
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